コリオロジカル スタディーズ

ダンスを演じる人、教える人、ダンスシアター作品を作る人、
ダンスという分野に限らず、動きと表現、そのコミュニケーションについて考えたい人、
その人の数だけ、考え方や作り方があるはずです。

いろんな人が自分の経験や発見を持ち寄って話し合い、お互いの創作と研究を大切にする。
コリオロジカル スタディーズは人間の動きによる身体表現に関するアイデアを集め、
編集し、それを活用する分野です。

コリオロジカル スタディーズは、その理論的基盤をルドルフ・ラバンの提案した人間に関する動作分析法(ラバンムーブメントアナリシス)に置いています。20世紀初頭に開始したこの理論体系は徐々にその実学的側面を強め、ダンスの創作、そしてダンス教育の現場において広く活用されるようになりました。時代の変容とともに劇場文化はその表現手法に対して挑戦を続け、コリオロジカル スタディーズという分野もまた身体表現の多様化に呼応する形で進展してきました。現代音楽や建築、視覚芸術や文学、研究者や技術者とのコラボレーションなど、現代舞踊/コンテンポラリーダンスは観客との新たな関係性を常に模索しています。そのような変容を続けるコンテンポラリーダンスの創作現場で、コリオロジカル スタディーズの提案する身体表現に関する実学的アプローチは幅広い支持を得てきました。
現在、主にイギリス、フランス、ベルギーの教育機関に学ぶコンテンポラリーダンスアーティストたちに、その表現技術と創作のインスピレーションを与え続けるコリオロジカル・スタディーズの技術とその魅力を少しずつ伝えていければ、と思います。

もうひとつ、これは夢だけれど、日本でコリオロジカル スタディーズがいろいろな分野で活躍するアーティストや研究者、そして技術者の方々の手で展開されていって、その過程でなにか日本的感性や発想力みたいなものを内包した独自の表現ができたら、それはきっととても楽しいですね。そういう気持ちで、コリオロジカル スタディーズ「ジャパン」というページを作りました。

興味のある方、ご連絡ください。
どうぞよろしく。
Taku Ando